第11回宇宙エレベーター学会(JpSEC2019)開催内容

2019 年 5 月 13 日

 宇宙エレベーター協会(JSEA)は、宇宙エレベーター(軌道エレベーター)に関する最新の話題や発表や意見交換などを行う講演会、「第11回宇宙エレベーター学会(JpSEC2019)」を開催します。

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  講演会はどなたでも自由にご参加いただけますので、この機会に是非、宇宙エレベーターをめぐる最新事情に触れていただければと思います。(参加費無料、事前予約などは不要ですが、席には限りがあります)

JpSEC2019

Japan Space Elevator Conference 2019

第11 回宇宙エレベーター学会

〇主催 一般社団法人 宇宙エレベーター協会

〇共催 日本大学 理工学部

〇日時 2019年5月18日(土) 13:00~17:05

〇会場 日本大学理工学部 1号館144教室(御茶ノ水徒歩5分)
     https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/

〇講演発表
13:00-13:15 開会あいさつ、注意事項説明

13:15-13:45 基調講演「日本大学における超小型衛星開発運用と惑星ローバー開発に向けた取組み」
 青木 義男 氏(日本大学 評議員、理工学部次長)

13:45-14:15 「火星レベーター実現を目指したクライマーおよびテザー衛星開発の取組み」
 小池 勝舟 氏(日本大学大学院 理工学研究科)

14:15-14:45 「江上研究室における宇宙エレベータークライマー開発」
 永瀬 恭介 氏,後藤 敬雄 氏(神奈川大学大学院 工学研究科)

15:00-15:20 「SPECxROCについて」 畑山雅 司(JSEA理事)

15:20-15:40 「SPECxROC参加ロボット事例」 佐々木 宏一氏(The 4th Laboratory)

15:40-16:10 「JSEA活動報告」 大野 修一(JSEA会長)

16:10-17:00 パネルディスカッション「科学技術以外の宇宙エレベーター」

〇パネリスト
 吉田 正紀 氏(「東京軌道エレベーターガール」原作者)
 大野 修一(JSEA会長)
 斎藤 茂郎(JSEA理事)
 奥野 真澄(JSEA理事)
〇司会進行
 久保田 裕(JSEA理事)

17:00-17:05 クロージング

〇ご注意
 ・発表者/講演者の都合などにより、予告なくプログラムに変更が生じる場合があります。
 ・事前許可なしでの会場内での画像/映像の撮影並びに録音はできません。
 ・会場内での飲食はできません、また貴重品については各自の責任で管理してください。
 ・会場では携帯電話などは電源を切るかマナーモードにしてください。

JpSEC | by 吉田隆一

『宇宙エレベーター クライマー・ロボティックス競技会(SPEC x ROC)』説明会のお知らせ(2019/4/2更新)

2019 年 2 月 25 日

2019/02/25

宇宙エレベーター協会では、SPEC x ROC 2019の説明会を下記要領で開催します。


日時:2019年3月30日13:30
場所:日本大学理工学部駿河台校舎タワー・スコラ会議室 620会議室 
    東京都千代田区神田駿河台3-11-4
配信:
youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCfGa6_bx8v-XzT6GiWGDj8w/
ニコニコ生放送:https://live.nicovideo.jp/gate/lv319175891
参加申込:電子メールにて specxroc@jsea.jp 宛てに申し込んでください。
 記載事項
 ・氏名(必須)
 ・所属(必須)
 ・チーム名
 ・返信用電子メールアドレスおよび電話連絡のための番号
チームから複数の方が参加される場合は代表の方の申し込みで結構です。ただし、参加人数を記載してください。


【説明会への質問】
 Q.SPECxROC説明会の参加申込み期限はいつでしょうか?
 A.3月24日(日)23:59までとなります。お申込みの際はなるべくお早めにお願い致します。

 Q.動画配信はどのサイトでしょうか?
 A.youtubeとニコニコ生放送での配信となります。上記のURLにて配信します。
 Q,当日のタイムスケジュールはどうなりますか?
 A.2019-03-30_SPECxROC_説明会進行表をご覧ください。

【説明会当日】
 説明会資料:SPECxROC説明会
 動画アーカイブ:youtube


 Q,事前審査の締め切りまでに、動かして動画などが必要ですか?
 A.競技のレギュレーションに沿ったものができるかどうかの審査であり、その時点で動くものができている必要はない。レギュレーションに該当する機能が盛り込まれていることの説明があればよい。
 Q,ロボットの射出許可指令について、判断はクライマーの高度とのことだが、それは何で検知する?リモートでコマンドを出すのか?
 A.クライマー高度は参加者が判断する。記録となるMPUでの測定値は降下してから確認となる。確認方法は気圧計、ラジコンなどの工夫が必要。100m程度であれば、レーザー距離計が使える。ただし、将来の想定高度での対処もえる方が良いかもしれない。

 Q,高度100mに到達したと判断したが、MPUの記録では未到だった場合はどうなるのか。
 A.事前に指定高度変更がない場合以外は評価対象外となる。

 Q,ブレーキゾーンの長さは?
 A.最短20mに設定する。

 Q,クラーマーにロボットを必ず搭載せねばならないのか?
 A.必須ではない。ただし、安定輸送賞の対象外となる。なお、クライマーは標準搭載機構を備えているので、他チーム(ロボットのみ製作するチームも参加する)のロボットを搭載することが可能である。競技会当日に、どのクライマーがロボットを搭載できるか、および、どのロボットが搭載されることが可能かの情報が確認される。

 Q,ロボット射出のトリガーを上端バンパーにぶつかることとして良いか?
 A.上端バンパーは危険防止のための者であり、不可。レギュレーションにも明記している。

 Q,ロボットが移動する地面の状況はどんなか。
 A.基本的にインフラ整備されていない荒れ地である。デモの映像などから推定すること。これから現地の運営者などとも検討、相談してフィールドの具体案を検討する。情報は随時提供する。

 Q,クラーマーチーム作業者はテザー直下では操作をできないのか?
 A.ロボットの降下想定範囲には入らない。

 Q,ロボットの作業はなにを目的としているのか。
 A.宇宙エレベーターの地上(天体表面)の施設建設などのインフラ整備を念頭に置いている。今回は、資材回収・移動を想定している。目的地に到達するだけではなく、そこで作業することを要求している。


以上

SPECXROC | by 籏本祥二
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