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Q31 宇宙エレベーターが登場する映像作品を教えてください。

ネタバレにご注意ください(文中敬称略)。

A 311979年、つまり『楽園の泉』と同時期にTV放映された『宇宙空母ブルーノア』。地球に侵攻してきた異星人が、洋上に軌道エレベーターを建造します。これが、一般に公開された映像作品の中で、初めて軌道エレベーターを描いたものだと思われます。

本作はこの分野の必読書『軌道エレベーター―宇宙へ架ける橋―』(早川書房)の著者の一人で、宇宙エレベーター協会名誉会員の故・金子隆一が監修を努めています。生前ご本人に聞いたところ、この軌道エレベーターは海水から重水を取り出し、宇宙へくみ上げるための施設なのだとか。
ちなみにこの軌道エレベーターは物語中盤、完成した形で突然現れた後、あっさり破壊されてしまうのですが、このとき、倒壊による地上への被害を考慮し、ブルーノアに搭載されている反陽子砲で消滅させます。対消滅で消し去ったのであれば、解放されるエネルギーによる被害の方がよっぽど心配なのですが、これは反陽子砲の見せ場をつくるためのこじつけでしょう。ともかくも、小説のみならず映像作品においても、日本は世界に先駆けて軌道エレベーターを登場させてきたのであります。

昭和世代は『オーガス』で軌道エレベーターを知った人が多いのでは?
聞いたことがあるという程度で、うっすらと覚えていただけの「軌道エレベーター」の名称を、はっきり意識して記憶に刻んだのは『超時空世紀オーガス』によってだったと思います。おそらく同世代(筆者は昭和40年代生まれ)には同じ人が多いのではないでしょうか。本作の軌道エレベーターは巨大で存在感があり、オープニングアニメにも描かれていたので、観る人に強い印象を与えました。
軌道エレベーターの争奪戦において使用された「時空震動弾」によって、別々に存在していた平行宇宙が入り乱れてしまった世界が舞台。終盤では主人公たちがエレベーター頂部にある「大特異点」を目指すのですが、本作では宇宙が舞台になることはないので、宇宙へのアクセス手段としては使われません。とはいえ、人類が造った軌道エレベーターが常在する世界を描いた映像作品として、ランドマーク的な作品です。
『宇宙の騎士テッカマンブレード』では、オービタルリングを描いた点が斬新でした。軌道エレベーターを取り入れることが、一種の挑戦的な「試み」であった時代のTVアニメとしては、『宇宙空母ブルーノア』『超時空世紀オーガス』『宇宙の騎士テッカマンブレード』の3作は銘記されるべきでしょう。

初の実写映画の座はあのヒーローがかっさらった
さて、時を下って21世紀……ついに、軌道エレベーターを描いた実写映画が、わが国で出現してしまいます。『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE』。あの仮面ライダーですよ。本作ではライダーが身に着けている装甲を、見栄切りでパージするアクションを「キャストオフ」と呼ぶのですが、常識も物理法則もキャストオフしとります。期待にたがわず、ヘンテコ・トンデモ描写のオンパレード。
劇場版はTVシリーズとは異なる世界設定で、隕石の落下で海が蒸発(!?)して水資源が欠乏。さらに隕石の中から地球外生命「ワーム」が出てきて人を襲い、人類社会は存亡の危機に立たされているのですが、こんな状況なのに、

「地上と宇宙とを結ぶ軌道エレベーターはすでに完成している」

完成してるのか、すでに!?しかも日本近海らしい場所(干上がった海底?)に地上基部があります。彗星を捕獲して軌道エレベーターの先端にくっつけ、地球に水をおろすという、小説の節で紹介した『銀環計画』とは逆のことをやろうとします。
これだけでもモノスゴイのですが、ライダーが取っ組み合いの末にステーションから転落死したり、そのステーションに地上から走って昇ったりとやりたい放題な展開。ハッタリもここまでやってくれたらかえって痛快です、最初の実写作品の座に輝いたカブト! 天晴也。

完成度と美しさにおいて頭一つ抜きんでていた『ガンダム00』
軌道エレベーターは『機動戦士ガンダム』のシリーズにも登場します。『ターンエーガンダム』では静止軌道エレベーターとみられるものの遺構や、極超音速スカイフック(またはロータベータ)の大型版「ザックトレーガー」が登場し、主人公たちがザックトレーガーを使って月へ向かいます。その描写には疑問符も付くものの、ガンダムで描かれたのは記念すべきことです。
その8年後の『機動戦士ガンダム00』において、SF作品中の軌道エレベーターのデザインは、一つの完成を見たと言ってよいでしょう。赤道付近に建造された3基の軌道エレベーターと2重のオービタルリング。高度約1万㎞にある低軌道リングは、内部に磁性流体を流して張力により高度を維持しますが、これは現実の論文に基づくアイデアです。さらに静止軌道に位置する高軌道リングは、直径約1㎞の太陽光発電衛星を伴い、リングとエレベーター、マイクロウェーブを通じて地上に送電。300年後の人類社会のエネルギー需要を支えるとともに、格差や紛争の原因も生み出しています。 ちなみに軌道エレベーターからエネルギー供給を受けるモビルスーツも登場します。エレベーターの末端には、非常時にパージして全体の質量バランスをとる「バラスト衛星」。現代の私たちが、軌道エレベーターに期待する機能の多くを備えており、地球から3方向へ伸びるエレベーター(ピラー)と、周囲を取り巻く2重のリングの図はとても美しいものでした。
ただし、TV版セカンドシーズンにおけるアフリカタワー「ラ・トゥール」の倒壊シーンはかなりトンデモない。低軌道リング上に造られた兵器「メメントモリ」(ちなみにメメントモリのレーザー発振機構には、リングに据え付けられている粒子加速器が応用されているという)の砲撃が、低軌道ステーション直下のピラーをかすめ、そこから下のピラーの外装が自動的にパージされ、人を載せたリニアトレインが動いているにもかかわらずピラーが中心軸を残して分解してしまい、パネルもリニアトレインも落下、6万人が死傷する大惨事を引き起こします。「リニアトレイン公社」は、きっと製造物責任や業務上過失致死を問われ、莫大な額の賠償を請求されるにちがいない。
落ちてくる外装パネルをモビルスーツが撃って街を守るあたり、ジェイデッカー[リスト参照]といい勝負です。一体どういう設計思想と安全基準で造ったんだよう!と思ったものですが、ひいき目に見れば、宇宙世紀のガンダムにおける「コロニー落とし」に相当するパニックを演出するために、あえて強引な展開を用意したのでしょう。詳しくは軌道エレベーター派ブログの特集記事で検証していますので、興味のある方はご覧ください。
これを除けば、本作の軌道エレベーター及びオービタルリングシステムは、極めて完成度の高い、学術的にも一見の価値を持つモデルであり、そして何よりも美しさで群を抜いていました。劇場版も製作され、背景に巨大な地上基部が描かれたり、「ガンダム」を冠する作品で初めて登場した地球外生命”ELS”が、ラストで軌道エレベーターとの共生関係を築いたりと、軌道エレベーターが存在する未来世界をふんだんに見せてくれました。
ガンダムの富野由悠季監督の作品としては、劇場版制作が決まったという『Gのレコンギスタ』にも、TV版では軌道エレベーター「キャピタル・タワー」が登場しました。

緊急時の機能を描写した『Z.O.E.』
『ガンダム00』の軌道エレベーターの倒壊シーンがおかしいと書きましたが、倒壊の仕方について諸作品の中でも考察が行き届いているのが『Z.O.E. Dolores, i』。終盤で軌道エレベーターのカウンター質量の部分が攻撃され、倒壊の危機に陥ります。このような場合、実際には「カウンター質量:その他のエレベーターの質量」の比次第では、構造体が地上に落下する可能性もあります。本作の軌道エレベーターはこのような事態を想定してか、「アジャスターホイール」という装置を常備。可動式のおもりであり、エレベーターシャフトを移動して全体のバランスを守ろうとするシーンが出てきます。
結局はこの機能を超えた事態となり倒壊を防ぎ切れず、ますますピンチになるのですが、コリオリを考慮に入れた、東向きに倒壊するという予想が出てくるなど、正しく考察されているのがうかがえます。

軌道エレベーターという兵器
近年の作品では、『翠星のガルガンティア』で「天のはしご」というシステムが戦闘に使われます。本作の世界は、海面上昇で陸地の大半が没し、文明レベルが後退した遠い未来。人々は「ガルガンティア」と呼ばれる船団をはじめ、船の寄り合い所帯で洋上生活を営んでいますが、作中で映し出される旧文明の記録映像で、静止軌道エレベーターが破壊されるところが映っています。これが天のはしごの原型、もしくは一種らしく、その遺構がガルガンティアに残されています。

「はしごは天を貫く高さを失ったが、
それでも空の高さに矢を飛ばす無敵の石弓として(略)委ねられた。
失われた時代の兵器を、今再び目覚めさせる」

と述べられており、エレベーターの機能は喪失したものの、質量を宇宙、もしくはかなりの高度に打ち上げる機能は残っていました。いわゆるマスドライバー(レールの上で物体を加速させ、宇宙などに打ち上げるシステム)です。電磁気的な力などで物体を加速して打ち出す、大型のレールガンのようなもので、ロバート・A・ハインラインの小説『月は無慈悲な夜の女王』にも登場します。軌道エレベーターの親戚のようなものであり、未来の宇宙輸送システムとして一緒に語られることが少なくありません。
本作では天のはしごを弾道兵器として利用し、敵対する船団を攻撃します。軍事利用といえば上述の『ガンダム00』に登場するメメントモリも当てはまりますが、メメントモリはオービタルリングに兵器を付け足したものであるのに対し、本作はエレベーター(マスドライバー)本来の機能を兵器に応用したものです。

以上、実写ドラマやアニメ作品を紹介してきましたが、やはり軌道エレベーターは、映像、とりわけアニメとの親和性の高いガジェットだと言えるでしょう。日本はSFマインドがアニメ製作に結びつきやすい土壌が育まれており、これからも続々と登場してくることと思われます。またそこには、我々宇宙エレベーター協会(JSEA)の活動も、一役買っていると自負したいところでもあります。(軌道エレベーター派)

軌道エレベーターを扱った主な作品・お薦め作品
外すことのできない有名・著名作品のほかは、近年でも比較的入手しやすいものを優先し、その中からお薦め作品、特徴のある作品をピックアップした。◇は筆者の一言コメントである。発表年は、小説やコミックなど紙媒体の作品は、雑誌等への初掲載の発行元と掲載年。書き下ろし書籍の場合は書籍の発行年。シリーズ作品は1作目の発表年。海外作品はコピーライト表示の年。初出の年が確認できない作品については、書籍または翻訳本の発行年。映像作品は放映、公開の年を記した。アニメ化や映画化など、重複するものは元の作品のみとした。(作成・軌道エレベーター派)

※ネタバレにご注意。また敬称は略した。
※アニメ映画の場合は監督名ではなく原作者名を表記した。
※書籍の出版元は「ハヤカワ文庫」「ハルキ文庫」などではなく法人名を表記した。
※ジャンルごとで、年代順に並べた。

小説(海外作家)
『月は無慈悲な夜の女王』(ロバート・A・ハインライン/矢野徹訳早川書房1966年)
◇軌道エレベーターは出ないが、月にマスドライバーがある。
『地球の長い午後』(ブライアン・W・オールディス/伊藤典夫訳早川書房1962年)
◇エレベーターではなく月に向かって蜘蛛の巣が伸びている。
『楽園の泉』(アーサー・C・クラーク/山高昭訳早川書房1979年)
◇「宇宙エレベーター」を扱ったSFの代表作であり必読書。
『星ぼしに架ける橋』(チャールズ・シェフィールド/山高昭訳早川書房1979年)
◇『楽園の泉』と同時期発表の草分け的作品。
『レッド・マーズ』(キム・スタンリー・ロビンスン/大島豊訳東京創元社1993年)
◇火星開拓3部作の1作目。「宇宙エレヴェーター」が倒壊する。
『3001年終局への旅』(アーサー・C・クラーク/伊藤典夫訳早川書房1997年)
◇『2001年宇宙の旅』の完結編。『2061年宇宙の旅』にも描写。
『カズムシティ』(アレステア・レナルズ/中原尚哉訳早川書房2001年)
◇冒頭で”ハイパーダイヤモンド”製のエレベーターが破壊される。
『太陽の盾』など『タイム・オデッセイ』シリーズ(アーサー・C・クラーク&スティーヴン・バクスター/中村融訳早川書房2005年)
◇2作目から。
『老人と宇宙』シリーズ(ジョン・スコルジー/内田昌之訳早川書房2005年)
◇ナイロビに地上基部がある「ビーンストーク」が登場。
『最終定理』(アーサー・C・クラーク&フレデリック・ポール/小野田和子訳早川書房2008年)
◇エレベーターを使ったソーラーヨットレースも。
『LIMIT』(フランク・シェッツィング/北川和代訳早川書房2009年)
◇月との行き来に「宇宙エレベーター」が使われる。

小説(日本人作家)
『果しなき流れの果に』(小松左京早川書房1965年/最新の文庫は角川春樹事務所刊)
◇おそらく軌道エレベーターを記述した世界初の小説。
『通天閣発掘』(小松左京集英社『まぼろしの二十一世紀』収録1965年)
◇「定点衛星」につながる「宇宙橋」についての言及がある。
『銀環計画』(田中芳樹東京書籍『田中芳樹初期短編集緑の草原に……』収録1983年)
◇温暖化による海面上昇を軌道エレベーターで解決。
『星界の紋章』シリーズ(森岡浩之早川書房1996年)
◇異星の言葉で「アルネージュ」と呼ばれる軌道塔がある。続編シリーズもあり。
『ウロボロスの波動』(林譲治早川書房2002年同名文庫収録)
◇火星の「通天閣」やブラックホールを周回する「アムピスハイナ」など。
『宇宙エレベータ500階、太陽下り出港します!!』(徳丸敏隆新風舎2003年)
◇動物が主人公の、いろんな意味でものすごい異色作。
『妙なる技の乙女たち』(小川一水ポプラ社2007年)
◇軌道エレベーター周辺で働く女性たちのオムニバスストーリー。文庫は加筆。
『轍の先にあるもの』(野尻抱介早川書房『沈黙のフライバイ』収録2007年)
◇夢見ていた小惑星探査が軌道カタパルトで実現。
『天体の回転について』(小林泰三早川書房同名文庫収録2008年)
◇軌道エレベーターの乗り心地や複数を組み合わせた活用がおもしろい。
『マザーズ・タワー』(吉田親司早川書房2008年)
◇子供たちを救済している教団代表のため、男たちが軌道エレベーターの建造を目指す。
『天冥の標』シリーズ(小川一水早川書房2009年)
◇作中の歴史上で、軌道エレベーターが建造されている。
『南極点のピアピア動画』(野尻抱介早川書房2012年)
◇人類以外の、しかも知的生命ではない生き物が軌道エレベーターっぽいものを形成。
『歌うクジラ』(村上龍講談社2010年)
◇電子書籍版が出たことで話題になった。「宇宙エレベーター」の描写には間違いが多い。
『ザ・ジャグル汝と共に平和のあらんことを』シリーズ(榊一郎早川書房2010年)
◇「グレート・ピラー(Ⅲ)」がつながる都市が舞台。
『十五年の孤独』(七佳弁京河出書房新社『書き下ろし日本SFコレクションNOVA6』収録2011年)
◇静止軌道まで人力登攀する大胆作。
『アクセル・ワールド』シリーズ(川原礫アスキー・メディアワークス2009年)
◇「低軌道型宇宙エレベータ《ヘルメス・コード》」が登場。

コミック
『マップス』(長谷川裕一学習研究社愛蔵版はメディアファクトリー1985年)
◇「要塞軌道エレベーター」が登場する。
『銃夢』シリーズ(木城ゆきと集英社1991年)
◇空中都市「ザレム」が軌道エレベーターになっている。続編ではこれを使い宇宙へ。
『獣王星』(樹なつみ白泉社1993年)
◇軌道エレベータ「刀塔(ダガー・パゴダ)」が登場。
『セラフィック・フェザー』(原作:森本洋作画:うたたねひろゆき/講談社1993年)
◇月面から軌道エレベーターが伸びている。
『砲神エグザクソン』(園田健一講談社1997年)
◇異星人の技術でハワイ沖に軌道エレベーターが建造される。
『空からこぼれた物語』及び『水惑星年代記』シリーズ(大石まさる少年画報社1999年)
◇軌道エレベーター時代の庶民的オムニバス。
『まっすぐ天へ』(的場健講談社2003年)
◇軌道エレベーター実現を目指す日本人兄弟の物語。金子隆一氏監修の力作だが未完。
『超人ロック冬の虹』(聖悠紀少年画報社2004年)
◇人気長寿シリーズの1篇。軌道エレベーター建造をめぐる抗争を描いている。
『緑の王 VERDANT LORD』(原作:たかしげ宙作画:曽我篤士講談社2004年)
◇植物が軌道エレベーターを造る。
『ほしのうえでめぐる』(倉橋ユウスマックガーデン2013年)
◇宇宙エレベーター「明星」周辺の人々の恋や絆を描いたオムニバスストーリー。
『UQHOLDER!』(赤松健講談社2013年より連載中)
◇日本軌道エレベーター「アマノミハシラ」が存在。『魔法先生ネギま!』と同じ世界。

TV番組
『宇宙空母ブルーノア』(企画・原案・製作:西崎義展よみうりテレビアカデミー1979年)
◇おそらく軌道エレベーターを描いた初の映像作品。
『超時空世紀オーガス』(原作:スタジオぬえ東京ムービー新社ほか1983年)
◇人類が建造した軌道エレベーターが初登場。02もあり。
『宇宙の騎士テッカマンブレード』(原案:竜の子プロ企画室タツノコプロ、創通エージェンシーほか1992年)
◇オービタルリングが登場。Ⅱあり。
『勇者警察ジェイデッカー』(原作・矢立肇サンライズほか1994年)
◇倒壊のエピソードあり。
『ターンエーガンダム』(原作・矢立肇、富野由悠季サンライズほか1999年)
◇大型のロータベータ「ザックトレーガー」などが登場。
『Z.O.E. Doress, i』(原作・KCEJバップ、サンライズ2001年)
◇軌道エレベーターがある世界観を、ゲームなどのシリーズと共有している。
『機動戦士ガンダム00』(原作・矢立肇・富野由悠季サンライズほか2007年)
◇完成度の高いオービタルリングステムが登場。映画化もされた。
『10年先も君に恋して』(作:大森美香NHK2010年)
◇主人公の恋人が「宇宙エレベーター」を研究。独自の軌道エレベーターは登場しない。JSEAが撮影協力。
『翠星のガルガンティア』(原作:オケアノス「翠星のガルガンティア」制作委員会2013年)
◇旧文明の遺構を砲台として利用。
『銀河機攻隊マジェスティックプリンス』(原作:創通、フィールズMJP製作委員会2013年)
◇「スターローズ」というエレベーターっぽいものが登場。実は宇宙船。

OVA
『銀河英雄伝説』(原作:田中芳樹徳間書店ほか1988年)
◇惑星「フェザーン」に軌道エレベーターが建造されている。
『トップをねらえ!』(原作・脚本:岡田斗司夫ガイナックス/バンダイほか1988年)
◇「軌道ロープウェイ」というパロディが登場。2あり。

映画
『サイレントメビウス THE MOTION PICTURE』(原作・麻宮騎亜角川書店ほか1991年)
◇エレベーターが魔法陣と関係してくる話。
『劇場版仮面ライダーカブトGOD SPEED LOVE』(監督・石田秀範劇場版「カブト・ボウケンジャー」製作委員会2006年)
◇実写初登場。
『宇宙エレベータ~科学者の夢みる未来~』(企画監修・日本科学未来館ウオーク2007年)
◇解説的アニメ。現在はお蔵入り。
『ミスター・ノーバディ』(ジャコ・ヴァン・ドルマル監督仏・独・加・ベルギー共同制作2009年)
◇火星に軌道エレベーターが登場する。数少ない実写作品。 『劇場版 とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟』(原作・鎌池和馬PROJECT-INDEXMOVIE2013年)
◇そげぶ。

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