トムラウシ小中学校で宇宙エレベーター教室

 全校生徒15名、最も近いJRの駅からも約40キロ、北海道の中心部、大雪山国立公園の中にある新得町立富村牛小中学校で宇宙エレベーター教室が開かれました。 小学生9人、中学生6人の在校生と先生方に向けた宇宙エレベーター教室は、2013年8月22日(木)の午前中に開催されました。

 同小中学校の体育館に集まってくれた生徒さんたちには、宇宙エレベーターの基本的な原理、宇宙エレベーターができると世界がどんな風になっていくのか?、宇宙エレベーターが実現する時代に生きていくみんなにお願いしたいことなどの内容をお伝えしました。

 小学生の皆さんを対象にした宇宙エレベーター講演/教室は今回が初めてでしたが、みな興味深そうに聞いてくれ、また終了後には先生方と「小学生にどのように興味を持ってもらうか」などについてのディスカッションもすることができました。

 宇宙エレベーターは今小学生や中学生が大きくなるころの世界のものです。是非これからも子供たちに宇宙エレベーターについての正しい知識と、その実現後に開かれる世界について思いを馳せてもらえる機会を作っていきたいと思います。

体育館に集まってくれた全校生徒の皆さん
宇宙エレベーターの原理について
座学が終わったら、クライマーの模型の昇降にも挑戦してもらいました